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肝斑にがハイドロキノンとトレチノインの併用で改善する

2019年09月23日
顔にクリームを塗る女性

トレチノインとはビタミンA誘導体のことであり、ビタミンAの50~100倍の効果があると言われています。
この成分には角質を剥がす効果やコラーゲン増生、ターンオーバーを促進するといった効果が期待できます。
コラーゲン増生を促す成分はあまり多くないため、シワを改善するために使用されることもあります。
また、皮脂腺の機能を低下させて角質を剥がすことができるため、ニキビも有効とされています。

ハイドロキノンには漂白作用があるため、シミや肝斑の原因となるメラニン色素の生成を抑えることができます。
効率よく肌トラブルを改善したいという場合、ハイドロキノン単独で使用するのではなく、トレチノインとの併用がおすすめです。

ハイドロキノンとトレチノインの併用で肝斑を改善するためにはまず、患部にピンポイントでトレチノインを塗っていきます。
綿棒などを使って小さい範囲で薄く塗ることが大切です。
10分程度で皮膚に浸透するので、そのあとにハイドロキノンを塗りましょう。

ハイドロキノンはトレチノインより広範囲に塗っていきます。
この時はトレチノインを塗っていない部分から内側に向けて塗ることがポイントです。
外側に向かって塗っていくとトレチノインを広げてしまうので注意が必要です。
塗ってから1時間程度経過したら保湿剤と日焼け止めクリームを塗っていきます。

この治療は1日1回でも良いですが、時間がある場合は1日2回行うと良いでしょう
。治療を始めると肌が赤くなり、皮膚が少し剥けることがあります。
症状が軽い場合はそのまま使い続けても問題ありません。
しかし、赤みが強い場合や皮膚の刺激感がある場合、2日に1回程度に使用頻度を減らすようにしましょう。

最初の1ヶ月~1ヶ月半の期間はハイドロキノンとトレチノインを併用する期間です。
その後の1ヶ月~1ヶ月半はハイドロキノンのみを使用するようにします。
2~3ヶ月を1クールとし、治療を行っていきましょう。
ずっと使い続けると薬に対して耐性ができてしまい、効果が得られなくなることもあるので注意が必要です。
効果が出てきたら1ヶ月程度治療を休み、その後また治療を再開するという方法がおすすめです。

この治療をするとほとんどの肝斑は薄くなりますし、完全に消えてなくなることもあります。
また、肝斑への効果があるだけでなく、肌質が改善されて毛穴が目立ちにくくなるでしょう。
これはトレチノインの効果であり、長く使用することで美肌効果が得られるということです。
ハイドロキノンには漂白作用がありますが、長く使っても正常な皮膚の色が抜けるといったことはありません。
そのため効果に満足すればずっと使い続けても問題ないとされています。